まりの海

自分に潜る事で見えてくる世界

よしもとばななさんの『王国』

よしもとばななさんの『王国』という本が大好きで、エネルギーチャージしたい時は、この本を読んでいる。

初めてばななさんの本を読んだのが、この『王国』という本なのだが、読んだ瞬間から一気にばななワールドに引き込まれてしまった。

引き込まれたと同時に、すごく安心した。

「このままの私でまっすぐ進んでいいんだ。」「自分で小さな居場所を見つけて、それを育てていく。そんな生き方もあっていいんだ。」と、そっと背中に手を添えてもらえるような、優しく包み込んでくれるような、そんなあたたかさがこの本にはあった。

初めてこの本を読んだ当時の私は、自分の生き方では自立して生きていけないような気がしていたので、すごくほっとしたのだ。もちろん進んでいくのは自分だけれど、本の登場人物、ばななさん、同じ本を読んでいるばななさんファンの方々の事を思うと、「あ、今はめそめそしているけれど、私はきっと一人じゃないぞ。」と素直に思えた。

他にもばななさんの本を色々読んでいるが、やっぱり私にとっては、この『王国』が心のふるさと。心が自然とまるくあったまって、前向きに、止まった足を進めてゆける。そんな魔法の力をこの本からもらっている。

私も人にまるくあたたかい気持ちを感じてもらえるような、そんな魔法を使えるようにありたい。

私の魔法の形はどんな形だろう?と想いを馳せて、今日も『王国』をわくわくしながら読み返している。

 

今週のお題「読書の秋」